Track Listing
1:
Three For Jo-House
2:
3:
Chicory
4:
Abril
5:
When I Close My Eyes
6:
Hippopotamus
7:
8:
Face To Face
9:
Dream Of Starlight
10:
Just Stay Strong

Album Information

MELODIC COMPOSITIONS
WNCJ-2167
発売日 2006/6/21

井上 智(ギター) 百々徹(ピアノ) 植田典子(ベース)  横山和明(ドラムス)

Description

新作オリジナル9曲と植田典子作の「Face To Face」とで、オリジナル作品が10曲集まりました。春のイメージのサンバ「Abril」、 中近東風7拍子ブルース「Bun-Bun-Takita」、カバの動きのモンク風「Hippopotamus」、ドラマチックな展開の「Comes Winter」、 明るいジャズ ・ワルツ「Three For Jo-House」、市川修氏へのオマージュ「When I Close My Eyes」などなど、 いろんな色彩の曲が詰まっています。親しみやすいメロディーでありながらも、ストレート・アヘッド・ジャズの躍動とインプロビゼーションの 醍醐味とをきっと楽しんでいただけると思います。録音の時はメンバーからのアイデアも活発に出て、全員でアルバムを作ったという感があります。 NYで日本人ばかりでバンド演奏することは以外に少ないので、逆に新鮮な経験でありました。(井上智)

Review

「気鋭の才能が集結したNY発のニッポン・パワー」ジャズ・ギターならではのグルーヴ感をより満喫できるクァルテット編成の本作は、井上ファンのみなら ずギター・ファンが待望していたと言えるだろう……ニューヨーカーのみならず世界のジャズ・ファンを魅せるに足る斬新でパワフルな切り
(富澤えいち/JULY 2006 「Jazz Life」Disc Reviewより抜粋)

2005年3月のNYの「ブルーノート」での百々、植田との共演がきっかけとなって生まれたプロジェクトは、若き天才・横山和明 の参加によって見事に結実した。ハイセンスなギターとハイテンションなドラム。ユニークネスの極致を日本人として体現する稀有な存在、 百々徹。そして、百々のバークリー同窓生・植田の重く確実なリズムが集合。井上の気持ちよく“歌うフレーズ”がこのバンドの成功を証明している。 (8)の植田の作品以外全てを井上が提供した意欲作だ。百々もいつものトリッキーでネオ・モンキッシュなピアノとは異なる表情を見せてくれる。 暖かな音色と奇を衒わない美しいフレーズが印象的なギターアルバム。
(http://www.hmv.co.jp/より引用)

「今、日本が誇る最高レベルのミュージシャンによる演奏を収めたこのアルバムは、コレクターズ・アイテムになりうる1枚!!」 
(www.neowing.co.jp/より引用)

全オリジナル曲で勝負したアルバム。深くまろやかな音色が師ジム・ホールを思わせる。.....絶妙なハーモニー上でいかに最高の歌を奏で るかに重きを置いた作品。
(CDジャーナルより抜粋)

ギターに良くマッチした曲想で、ウォームなトーンの井上のギターの魅力が十二分に発揮されている.... 個々の楽音の表情に瑞々しさがあり、微細音も正確に描かれている好録音だ。
(小林貢「無線と実験」より抜粋)